KYOSUKE-YAMATABI〜山旅

日本の山を旅するブログ〜登山、温泉、車中泊

軽キャンピングカーの換気設備

狭い車内で調理をしたり、外の空気を取り入れるために換気設備、換気扇は必須ですよね。調理に関しては必ず入念な換気を行わないと危険ですが、個人的に調理の換気より重要だと思っているのは外の空気を車内に取り込むことだと思っています。特に暑い時期の車中泊では外の空気を取り入れることで車内も温度を下げる効果があります。走行後、しばらく車体自体が熱を持っているので、エンジンを切っても車内の温度が下がりにくいですよね。夜になり、外の気温は下がってきても、車内の温度が下がらないということはよくあります。そんな時に外の空気を積極的に中に入れることが重要だと思っています。

そんな換気に必要なのが、換気扇を設置すること。しかし、ちょうど良い市販品がないのがこの換気扇の分野。車中泊をしている人の多くが自作をしてると思います。YouTubeとかで自作動画がたくさんあります。定番なのがPCファンとプラダンを使用して自作するというもの。僕も作ろうと検討しましたが、工作が面倒かな?と思って、色々考えていて、ちょうど扇風機として使っていた卓上ファンを使用できないかと思いつきました。本体と窓側にマジックテープを貼りつけるだけと言うもので、かなり手抜きですが、これが意外と効果があるんじゃないかと思ってます。特に便利なのがファン本体を裏返すだけで、空気のINとOUTがすぐに切り替えれます。(これPCファンで自作したやつってできるのかな?)そこで前述したことと関係するんですが、実際の車中泊で重要だと感じたのは、中の空気を外に出すことより、外の空気を中に入れることだと思いました。なので外気INを簡単にできる僕の換気システムも意外に成功かなと考えています。冬季は換気扇以外の窓の部分から冷気が入ってくるので、その部分をプラダンで塞ぐことにしています。

この換気扇で車内の簡単な調理から暑い日の空気の入れ替えを行っており、今のところ換気能力に不満は感じていません。この換気扇の分野、各自それぞれ色んな工夫があると思うので、車中泊DIYの楽しみの一つになっていますよね。

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卓上ファン。DCモーター駆動で省電力。風量は3段切替式。ドウシシャというメーカーが出している商品。

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本体両面にマジックテープを貼って、簡単にINとOUTが切り替えられる。電源はポータブル電源から。換気扇以外の窓部分はプラダンを型に切り抜いて塞いでいます。(冷気侵入防止なので、夏は使用していない)